顎関節症
お口を上手く開けることができない、お口を開けた時に「ガリガリ」「ゴリゴリ」とした音が鳴る。耳の前方側が痛むといった症状でお悩みではありませんか?これらの症状は「顎関節症」に由来している可能性があります。
顎関節症とは
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T型 アゴ(顎)の関節を動かすための筋肉が痛む |
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U型 アゴ(顎)の関節を動かすための靭帯が痛む |
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V型 アゴ(顎の関節を滑らかに動かすための関節円板の異常 |
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お口を開け閉めすると、ガリガリ・ゴリゴリと音がする |
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W型 下アゴ(顎)の骨の変形や、関節を支える骨に異常をきたしている |
生活習慣や口腔習慣の問題が顎関節症の原因であると言われています。
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とかくホオヅエ(頬杖)をつくクセがある(テレビを見たり本を読む時など) |
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就寝中に歯ぎしりや、仕事中やスポーツのプレー時に歯を食いしばる |
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柔らかな食べ物や硬い食べ物など、食べ物の硬さに片寄りがある |
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歯の噛み合わせが悪い、また歯抜けがあったり差し歯の部分が噛みにくい |
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食べ物を噛み飲み込む(咀嚼)に左右の偏りがある |
上記のような生活習慣や口腔習慣が、顎関節症に関係しているといわれています。
顎関節症はこれらの習慣を改めるだけで多く場合、症状が改善します。
治療方法
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ストレッチ(開口の訓練) |
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生活習慣/口腔合習慣の改善(行動認知療法) |
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マウスピースやナイトガードの使用(スプリント療法) |
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マッサージ治療(理学療法) |
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鎮静剤や筋弛緩剤の投与(薬物療法) |
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手術など(外科的処置) |
顎関節症の治療は、上記のような治療を症状に応じて組み合わせて行います。
この症状は、再発したり症状が変化したりする可能性がある病気です。しかし「行動認知療法」や「開口訓練」「スプリント療法」を行う事で多くの場合、改善が見られる病気でもあります。
再発したからといって諦めることなく、気長に治療を続けましょう。
また顎関節症の治療には通常、保険が適用されます。
※医理学療法など一部の療法は、保険適用外になる場合もあります。詳しくは、当院の歯科医師にお尋ねください。
いびきと睡眠時無呼吸症候群
(SAS)
皆さんの中には、「いびき=熟睡している状態」だとお感じになっている方もおられるかもしれません。しかし「いびき」は就寝中に上気道の通りが悪くなって起こる振動音です。「いびき」をかいている本人は上気道が狭くなっているため、呼吸が困難で眠りも浅く熟睡とは程遠い状態にあります。
また「いびき」をかいている人の中には就寝中に1分ほど呼吸が止まること(睡眠時無呼吸症候群(SAS))もあり、無呼吸時は窒息状態になってしまっています。睡眠時無呼吸症候群は恐ろしい症状であり、そのまま放置しておくと5年後の死亡率は約20%になるとの研究報告もあります。
睡眠時無呼吸症候群は、肥満や高血圧・糖尿病に起因して発症すると言われています。
さきた歯科医院では睡眠時無呼吸群の対策として、患者様に適合したマウスピースを用いた治療を行っています。症状にお心あたりがあるようでしたら、一度お気軽にご相談ください。
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